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インフレータブルボートの魅力!
どーもRed*StonesTVのRedです!
今回の記事は、ゴムボート(インフレータブルボート)とは、どのようなものなのか?また、その免許不要艇の落とし穴などを経験値を元にお話していこうかと思います。
釣り師なら、一度は夢見るマイボート!それが、免許不要にて、運航できるのなら、購入を考えた方も少なくは無いはず・・・。
そして、少し岸から離れば、いつもの釣りが一変するものです。
釣れる魚は、大型になり、また、狙える魚種も豊富となる為、明かに、釣果は違ってくるものです!そして何より、湾内クルージングと、絶対に気持ち良い事、間違いなしです!
そんな、免許不要のお手軽ボートに関して書いていこうかと思っております!
それでは、まず初めに、インフレータブルボートとはどのような物か?免許不要の基準から説明していきたいと思う!
インフレータブルボートとは・・・
- まず、インフレ―タブルボートを一言で説明するならば、空気を入れて膨らませるタイプのボートを指します。
- インフレータブルボートを知らない人のイメージでは、よくホームセンターなどで売られている、安価な浮き輪のような素材で作られたものを想像すると思いますが、まるで別格です。
- ジョイクラフトのインフレータブルボートは、1,100デシテックスの太く延びにくいポリエステル繊維を使用しており、この繊維を幅2.54センチあたり26本×28本と通常より高密度で織ることによって強靭なボートクロスになります。
ジョイクラフトHP引用画像
- 現に、重量も、私が持っているJEX340シリーズは50キロ以上もあり、皆さんが想像しているゴムボートとは、まるで違うものになります。
インフレータブルボートの安全性
- インフレータブルボートの最大の特徴は、安全性です。
- 皆さんは、パンクしたら沈没しちゃうじゃん!とか、所詮ゴム!とか思ってる方もいらっしゃると思いますが、実はゴムボート(インフレータブルボート)が一番安全なのです!
- その理由は、ボートの構造にあります。
ジョイクラフトHP引用画像
この画像を、見ていただければわかる通り、気室が複数ある事が挙げられます!
仮に1気室パンクしたとしても、3気室ある為、同時に4気室パンクしない限り、まず沈没するようなことはありません!
また、上記で説明した通り、ボートの生地は頑丈に作られているため、多少岸壁に擦れた程度ではパンクはしません!
インフレータブルボートのメリット
FRPボートやプラスチックボートなどは、傾くと水が入ることがありますが、インフレータブルボートは左右のチューブに浮力があるため、水が入ることは滅多にありません。
また、収納性につきましても、普通乗用車ならトランクに積むことができ、小さなスペースで保管が可能です。
参考動画
船舶検査・船舶免許(以下、船検・免許)について
- 法で定められた基準としまして、船の全長×0.9 が3メ-トル未満、乗船定員3名までが免許不要となっております。
- 船外機を搭載する場合は、推進機関の出力が1.5kW未満(2馬力)までとなり、2馬力船外機とエレキの併用はできません。
ジョイクラフトのボートの場合は、免許不要ぎりぎりのサイズで作られているボートが多く、全長が333cmまでのボートであれば、掲載エンジンが2馬力以下の場合、全て船検・免許が不要という事になります。上記写真のJEX340も全長がちょうど333㎝となります!
良い事ばかりではない!免許不要ボートの落とし穴!
ここまでの記事の内容を見た方は、良い事だらけじゃん!と思うかもしれないですが、全てが良い事だらけではありません!
ここでは、免許不要インフレータブルボートのデメリットや危険な個所を説明していこうと思う!
他船と衝突するリスクが高い!
題名を見れば、分かる人もいると思いますが、船体が非常に小さく、低いという特徴があります。多少の波でも、すぐ見えなくなり、漁船などにも認知されにくいという特徴があります。
なので、小型ボートを運行する際は、セーフティーフラッグを必ず立てましょう!
また、免許が不要という事は、海上や船舶のルールが分からないまま、運航するという事です!
例えるなら、自転車です。
免許がない自転車は、縦横無尽に道路を走っておりますが、交通ルールが分からないからこそ、事故が多いのです!よって、船舶運航でも同じことが言えるのです。
海や湖に出る際は、最低限のすれ違いルールや、常備品などの知識も身に付けましょう!
下記にヤマハHP内の基本的なルールとマナーリンクを貼っておきました!ぜひ、ご活用くださいませ!
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/life/beginner/point/rules/
多少の波でも戻ってこれなくなる
なぜ、免許不要艇が2馬力だけなのか、私は今でも疑問です。その理由は、2馬力では、基本的に出力不足、という事だからです。
分かりやすく説明しますと、2馬力の船外機の場合、スピードはたったの10km程度です。よって少し風が吹いたり、波が強いとほとんど進まず、流されてしまうという事です。
私は、釣り好きも講じて、年に3回以上は、大海原に繰り出しますが、無事にボートを出せる割合は、10回に対して、3回程度です。
その理由としまして、ほぼベタ凪でなければ、危ないという事だからです!沈没までは起きないですが、小型ボートで波がある日に、揺れにてまともに釣りなんかできません!
また、すぐにボートが流されてしまい、アンカーを落としてもなかなか効かず、仮にアンカーが効いたとしても、ロープがボートに食い込み、非常に危険な状況に陥ります。
エンジントラブル等がよく起きる
私は今まで、何回もエンジントラブルにより、ヒヤッとした瞬間に出くわしました。なので、海に出る際は、必ずソロでは出ず、仲間と最低2隻で、海に出るようにしております。
よく見られるトラブルとしては、スクリューのピンが折れる、エンジン冷却用の吸い込み口に海藻やゴミが詰まり、オーバーヒートするという事です。
あとは、マーキュリー製品に多いのが、ギアのシフトレバーが折れてしまい、走行不能になる事や、エンジン始動のリコイルスターターのロープが切れてしまうという事も上げられます。
必ず、点火プラグや予備のスクリューピン、工具やロープなどは持っていきましょう!
また、基本的なことですが、ボートに付属のオールは絶対外さないで、海に出ることをお勧めいたします。最悪は、人力で戻れるので!
海難事故やトラブルを減らすには?
では、どのような事故防止対策をすればよいのか、まとめていきましょう!
免許不要艇で沖に出ない
ここが、一番の事故防止対策になります!岸から、近ければ近い程良いですが、目安としてはオールで戻ってこれる程度となります。
また、海の場合は、ついつい釣りに集中するあまり、気が付いた時には、えらい沖に流されていた!という事も多々あります。基本的に出発地点が確認できる、湾内を目安に運航しましょう!
スマホが濡れても使えるようにする!
決して湾内や近場であっても油断してはいけません!スマホは重要なライフラインとなります!常に電波状況を確認し、万が一に備えて、即座に連絡できる体制を整えましょう!
また、上記画像のような、ストラップがついているものを選択し、万が一落水しても体からスマホが離れないように、首にかけたりして工夫しましょう!
私も何回、海にスマホを落としたことか・・・。
2級船舶免許を取得しよう
正直言って、海での免許不要艇出船は、かなり無謀です。湖や池などでは安全に運航できるでしょうが、やはり上記でも説明した通り、馬力不足です。
可能ならば、2級船舶を取得し、6馬力程度の船外機を詰めれば安心でしょう!安全に運航するなら、急がば回れで、船舶免許は取りましょう!
ちなみに、スズキの2馬力船外機であれば、重量が14㎏、6馬力であれば24㎏と、あまりサイズも変わらず、重量も驚くほど変わりはありません。
また、2馬力を全開で運行するより、6馬力を中速で運行する方が、当たり前ですけどエンジントラブルも少ないです。
よって、6馬力の方が、メリットは多いという事です!
2級船舶免許の費用と日数
費用は教習所と講習内容によっても異なりますが、2級なら8万円台から取得可能です。取得する講習機関は、基本的にどこの教習所も3日間となっており、やはり私はヤマハをお勧めいたします。
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/license/school/course/class-2/regular/
ヤマハで取得するメリットとしては、ヤマハシースタイルに同時加入ができるという事です。ヤマハシースタイルとは、全国各地のヤマハ指定のマリーナから、いろいろな種類のプレジャーボートがレンタルできるという会員制のクラブになっております!
なんといっても、全国各地というのが、良いですよね!非常にお勧めです!
https://sea-style.yamaha-motor.co.jp/system/
今回のまとめ
いかがでしたか?
免許不要という魅力もあるが、無免許にての知識不足による怖さもわかったと思います。しかし、安全に運航すれば、全てが危険という訳ではありません!
天気が良い日に、大海原へ繰り出す瞬間は、何とも言えない感動があるものです!
皆さんも、ルールを守り、可能なら2級船舶を取得して、おかっぱりから、船長になろうではありませんか!
上記写真のような、化け物サイズの魚があなたを待っていますよ!
という事で、今回は『憧れのマイボートで釣りに行こう!ジョイクラフトボートの特徴と海に出る際の注意点!』という内容で進めさせてもらいました!
ではまた、次の記事で!