キャンプにおける最低限の心構え

キャンプ

ここでは、キャンパーとしての最低限のマナーや心構えを説明していこうと思います。

近年のキャンプブームに伴い、マナーが悪い、または、知識不足により、キャンプ場や自然環境が脅かされているニュースがよく耳に入ってきます。

実際、悪気が無くても、結果、他のキャンパーに迷惑をかけていたり、自然を破壊している可能性がありますから!

では、項目別にみて行きましょう。

焚火でゴミを燃やさない。
直火は基本NG
川で食器等を洗わない。
芝生に鍋などを置かない。
音楽やラジオは場所を考慮する
⑥夜中に騒いだり、明かりをつけっぱなしにしない。

①焚火でゴミを燃やさない。

初心者キャンパーでよくやりがちなのが、炭や薪以外を燃やしてしまうという行為。

なぜ燃やしてはいけないかと言うと、煙が臭い事や、段ボールなどは、大量の火の粉が出ますし、風で簡単に飛んでいくからです。

風邪で火の粉が舞い上がると、ポリエステルなどの、火に弱いテントはすぐに穴が開いてしまいますし、何より、有毒ガスが発生してしまいます。

段ボールの灰は、いつまでもコンロに残っているので、焼いた肉などに付着してしまいます。

また、ビニール袋なども同様に、有毒ガスが出ますし、コンロや焚火台にこびりつき、匂いも付着してしまうので、料理がまずくなります。

絶対にゴミは燃やさず、持ち帰りましょう!

②直火は基本NG

焚火

オートキャンプ場では大抵、直火禁止ですが、ルールのないネイティブエリアでのキャンプの際、ついついやってしまうのが、直火です。

直火をするのは、かまいませんが、やる前と同等以上に掃除して帰れますか?

また、1人、直火の痕跡を残すと、次から次へと、新しいキャンパーにより、直火をするものです。私から言わせますと、ゴミを放置して帰っているのと、さほど変わりませんし、何より、自然の景観が損なわれます。

これはマナーの問題であり、きちんと穴を掘って埋めたり、片付けできないのなら、直火はおやめください!よろしくお願いいたします。

③川で食器等を洗わない。

食器には大量の油などが付いている物です。

以前河原でキャンプしていた際、上流から大量の泡が流れてきたのを覚えております。洗剤を使わなくても、油で汚れた食器を洗うという行為は、単なる自然破壊です。

豊かな自然で泳いでいる魚や、水性昆虫など、自然とはかけがえのない、限りあるものだという事をご理解ください。

④芝生に鍋などを置かない。

少しくらい熱くても大丈夫であろうと、鍋やスキレッドなどを芝生の上に置いているキャンパーをよく見かけます。

芝生はかなりデリケートなものです。80℃くらいの熱でも、芝生は鍋の形で、丸く枯れてしまうものです。

また、よくやりがちなのが、貝類などを焼いた際、殻を後からかたずければ良いという判断で、芝生に放置する行為です。

非常に高温になっているため、間違いなく枯れますし、焼汁が垂れて、地面がべとべとになってしまいます。

次の人が気持ちよくサイトを利用できるように、心がけてキャンプを行ってください!

⑤音楽やラジオは場所を考慮する

ラジオ

上記のクマ対策にて、ラジオも有効としましたが、あくまで、ネイティブエリアでの話です。

オートキャンプでのラジオや音楽は、迷惑の何物でもありません。音楽OKな特殊なキャンプ場もあるので、そちらをご利用ください!

しかし、他人の音楽ほど、不愉快極まりない物はございません。

周囲に気を配り、就寝する際は、スマホなどマナーモードでお願いいたします。

音楽OKキャンプ場!リンク貼っておきます。

https://rewild-camping.com/glamping/music-camp-festival/

⑥夜中に騒いだり、明かりをつけっぱなしにしない。

星空

消灯時間はきちんと守り、会話などにも気を付けましょう。

星空を見たくて訪れているキャンパーもいます。星空は、暗ければ暗いほど、綺麗に、鮮明に見えるものです。

テント内の常夜灯程度でしたら、問題はありませんが、他のお客がいましたら、消灯時間は守り、焚火等も消してください!

人気キャンプ場に行くと、必ず1組は消灯時間を守らず、騒いでいるグループがいます。

これは常識の問題です。あなただけのキャンプ場ではないので、勘違いして、迷惑かけないように、心がけてください!

まとめ

いかがでしたか?

あなたがキャンプを始める前に、知っておくべき知識や、最低限のマナー等を説明してきました。

このマナーやルールさえ分かっていれば、あなたもすぐにベテランキャンパーの仲間入りですし、何より、キャンプという物が、もっと楽しくなることでしょう。

また、他の初心者キャンパーでは買いそろえない、マイナーだけれど肝心な装備を整えることによって、より安心して、楽しいキャンプがおくれるものだと、私は思っております。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ルールを守り、楽しいキャンプライフをお送りくださいませ!

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